マリオットボンヴォイのプラチナエリートは朝食が無料になるなどの特典を良く耳にしますが、実際には何がどの様に良いのでしょうか？
当記事では、マリオットボンヴォイホテルを楽しむ上での・・・
- プラチナエリートの全14の特典の紹介
- プラチナエリート特典活用のコツ
- プラチナエリートのメリット
について、まとめています。
プラチナエリートを魅力的に感じて、マリオットボンヴォイホテルに泊まろうと思った場合は、マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードを作ってからの宿泊をおすすめ致します。
ポイントをしっかり獲得できて、以降の宿泊で確実にメリットが生じます。
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【マリオットボンヴォイホテル】プラチナエリートとは、そもそも何なの？
マリオットボンヴォイホテルには会員制度があり、エリートステータスという6段階のランク分けがされています。
プラチナエリートは、上から3番目のステータスで、客室のアップグレードや、ラウンジへのアクセス（朝食含む）、16時までのレイトチェックアウトなどの、特典サービスを受けることができます。
| エリートステータス | |
| ① | アンバサダーエリート |
| ② | チタンエリート |
| ③ | プラチナエリート |
| ④ | ゴールドエリート |
| ⑤ | シルバーエリート |
| ⑥ | 一般会員 |
プラチナエリート14の全特典
プラチナエリートになる事で得られる特典は14コ有ります。
この中で、特に恩恵を感じるのが❶～❺です。
- エンハンスドルームへのアップグレード
- ラウンジアクセス
- 選択できるウェルカムギフト
- 午後4時までのレイトチェックアウト
- 50%のボーナスポイント
- モバイルチェックインとモバイルキー
- 無料の客室内高速Wi-Fi
- 会員限定料金
- ポイントセーバー
- キャッシュ＋ポイント
- 完全予約保証
- エリート会員専用サポート
- 年間チョイス特典（スイートナイトアワードなど）
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
❶エンハンスドルームへのアップグレード
『エンハンス』とは、高め₁、強める、向上させる、などの意味の英単語で・・・
『エンハンスドルーム』は、より上級の部屋、つまり『上層階・眺望の良い部屋・角部屋・広い部屋』などを指しています。
特にプラチナエリート以上のアップグレードでは、エンハンスドルームにスイートルームも含まれます。
日程が、平日の空いている日などであればアップグレードの可能性は高まり、スイートにアップグレードされれば、あっという間に年会費の元も取れてしまいますね！
❷ラウンジへのアクセス
マリオットボンヴォイ系列ホテルの上級ホテルの中には、エグゼクティブラウンジを併設してあるホテルがあります。
プラチナ以上のステータスであれば、スタンダードルームの宿泊であっても、エグゼクティブラウンジの利用が可能です。（リッツカールトンなど一部例外もあります）
エグゼクティブラウンジでは、1日に、モーニング・ティータイム・イブニングタイム・カクテルタイムの4回のフードプレゼンテーションを設けているラウンジが多く・・・
プラチナ会員と宿泊同伴者1名まで、無料でエグゼクティブラウンジを利用できます。
ラウンジによっては、立派な食事になるほどの、クオリティとボリュームがあり、1万円程のラウンジ利用料が2人分無料になります。
高級ホテルで、ワインやシャンパンと美味しい料理を楽しめる、プラチナエリート以上ならではの特典です。
❸選択できるウェルカムギフト（朝食無料）
ウエルカムギフトは、ホテル到着時に・・・
アメニティギフトとボーナスポイントのいずれかをスペシャルギフトとして進呈してもらえる特典です。
この中に、無料朝食が含まれており、よくプラチナで朝食無料と云われる特典です。
ウェルカムギフトは、ホテルブランドによって、下表の様に分かれています。
| ホテルブランド | ウェルカムギフトのオプション/ポイント |
| マリオット・ホテル、JWマリオット、デルタ・ホテル、オートグラフ コレクション、ルネッサンス・ホテル | 1滞在あたり1,000ポイント、1滞在ごとに提供のご飲食アメニティ、会員と同伴者1名様のレストランでの朝食を宿泊日数分のうち、いずれか1つ |
| セントレジス、ラグジュアリーコレクション、Ｗホテル、シェラトン、ルメリディアン、ウェスティン、トリビュートポートフォリオ | 1滞在あたり1,000ポイント、1滞在ごとに提供のアメニティ、会員＋同伴者1名様のレストランでの毎朝の朝食のうちいずれか1つ (リゾートを含む) |
| ザ・リッツ・カールトン | 1滞在あたり1,000ポイント |
| コートヤード・バイ・マリオット | ラウンジのないプロパティ: 1滞在あたり500ポイント、1滞在ごとに提供のご飲食アメニティ、会員とご同伴のお客様1名様**にご利用いただける1泊あたり10米ドルの飲食クレジットのいずれか1つ |
| ラウンジのあるプロパティ – 1滞在あたり500ポイントおよび会員とご同伴のお客様1名様のラウンジでの朝食を宿泊日数分 (ラウンジが休業の場合はレストランでの朝食) | |
| フェアフィールド・バイ・マリオット | 1滞在あたり500ポイントまたはご飲食アメニティ |
| フォーポイント、アロフト | 1滞在あたり500ポイント、アメニティ、会員と同伴者1名様のレストランでの朝食を宿泊日数分のうちいずれか1つ |
朝食無料サービスのあるホテルは、1人4,000円～7,500円程の朝食が2人分もお得になるので、朝食が人気なのも納得です。
❹午後4時までのレイトチェックアウト
午後4時のレイトチェックアウトだと、ホテルに丸1日滞在することができます。
ラウンジがあるホテルの場合は、フードプレゼンテーションをフルに楽しむことや、プールやフィットネスなどの施設をゆっくりと利用する事も可能です。
宿泊だけでなく、ホテルを楽しむという利用の仕方ができる、マリオットボンヴォイならではの魅力ある特典です。
❺50%のボーナスポイント
マリオットボンヴォイの会員は、対象のホテル・レストラン利用で、1米ドル＝10ポイントのマリオットボンヴォイポイントを獲得できます。
プラチナエリートの場合は、獲得ポイントが50％増しとなり、1米ドル＝15ポイントが貯まります。
例えば、宿泊で30,000円利用した場合（1米ドル＝150円で計算）
- 30,000÷150＝2,000ポイント（ベースポイント）
- 1000ポイント（＋50%のエリートボーナスポイント）
の3,000ポイントを獲得できます。
加えて、マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードで支払った場合は、100円＝6ポイント貯まるので・・・
- 30,000÷100円×６pt＝1,800ポイント が貯まります。
つまり、1回の宿泊で、合計3,000＋1,800＝4,800ポイントも貯まる事になります。
ポイントは、無料宿泊に使ったり、使った航空会社のマイルに交換する事ができるので、ボーナスポイントでの増え方は大きな魅力です。
❻モバイルチェックインとモバイルキー
モバイルチェックインは、スマートフォンのマリオットボンヴォイアプリで事前にチェックインできる機能です。
モバイルキーは、スマートフォンに部屋のキーを登録できる機能で、スマホをルームキーとして利用できる様になります。
カードキーとスマホの両方を持つことなく、部屋を出る事ができて便利です。
❼無料の客室内高速Wi-Fi
客室内高速Wi-Fiは、一般会員からのすべての会員に適用される特典です。
パソコンやスマートフォンでの高速インターネットを無料で利用できます。
❽会員限定料金
公式サイトやアプリからの予約で、会員限定料金での予約が可能です。
旅行サイトなどからの予約では、会員料金は適用されないので、公式サイトやアプリでの料金チェックは欠かせません。
❾ポイントセーバー
ポイントセーバーは、日程変更が可能な状況でホテル探しをしている時に、各月の最もお得なポイントの日をカレンダー上に表示してくれる機能の付いた予約特典です。
所持しているポイントや無料宿泊特典の有効利用ができます。
❿キャッシュ＋ポイント
ポイントだけでは宿泊ポイントが不足する場合に、キャッシュとポイントを組み合わせて、予約をする事ができる特典です。
「ポイント/アワードを使う」で空室検索を行って、対象ホテルの料金表示で、「キャッシュ＋ポイント」の表示がある場合に利用する事ができます。
⓫完全予約保証
「完全予約保証」は、何らかの事情により予約済みホテルが万一利用できなくなった場合に、近隣のホテルの宿泊代と追加費用等を補償してくれる特典です。
保証額は、ホテルブランドによって下表の様に分かれています。
| ブランド | ゲスト保証 |
| エディション・ホテル、ラグジュアリーコレクション、Ｗホテル、JWマリオット、マリオット・ホテル、シェラトン、デルタ・ホテル、ルメリディアン、ウェスティン、オートグラフ コレクション、ルネッサンス・ホテル、トリビュートポートフォリオ、ゲイロード・ホテル | 200米ドル + 90,000ポイント |
| コートヤード・バイ・マリオット、フォーポイント、スプリングヒル・スイート、プロテア・ホテル、フェアフィールド・バイ・マリオット、ACホテル・バイ・マリオット、アロフト、モクシー・ホテル、レジデンス・イン、タウンプレース・スイート、エレメント | 100米ドル （プラチナエリート以上には+ 90,000ポイント） |
⓬エリート会員専用サポート
ホテル予約のニーズに合わせて、毎日24時間いつでも会員専用のサポートを利用できます。
⓭年間チョイス特典（スイートナイトアワードなど）
年50泊以上の宿泊で獲得できる「年間チョイス特典」です。
特典は以下の中から選択できます。
- 5泊分のスイートナイトアワード
- マリオット小売ブランドのベッドマットレス1,000米ドル割引
- 友達や家族へシルバーエリート会員資格をギフトとしてプレゼント
- 100米ドルを慈善事業へ寄付
- 5泊分のエリートナイトクレジット
5つの特典の中で、最も人気なのは「スイートナイトアワード」なのだそうです。
プラチナエリート特典活用の４つのコツ
プラチナエリートを獲得しても、特典の活用の仕方で大きく恩恵が変わってきます。
活用には、以下の4つのコツがあります。
- 十分なポイントを貯める
- 特典を活用して予約する
- 客室アップグレードのポイントをつかむ
- ラウンジのあるホテルを利用する
それぞれを詳しく見てみましょう。
十分なポイントを貯める
特典を有効に使う為には、まずはホテルを予約をしなければなりません。
その為には、ポイントが必要です。
日ごろの支払いなどで、無駄なくポイントを貯めておけば、現金の持ち出しを少なくホテル予約ができます。
特典を活用して予約する
予約も、ポイントを少なく予約できる時期や方法があります。
会員限定料金や、ポイントセーバーを活用して、よりハイブランドのホテルを少ないポイントで予約することで、ポイントの有効利用が図れます。
- 会員限定料金
- ポイントセーバー
客室アップグレードのポイントをつかむ
客室アップグレードは、部屋に空きのある場合に可能です。
以下のポイントを押さえて予約すると、可能性は高まります。
- 閑散期の平日で予約する
- 宿泊前にリクエストをする
- アーリーチェックインは申し込まない
- 事前にレイトチェックアウトを申し込まない。
- 連泊で申し込まない
少しでも、部屋の空きの可能性が高い状況で予約をするのがポイントです。
ラウンジのあるホテルを利用する
ラウンジのあるホテルとラウンジのないホテルでは、ホテル内での時間の使い方が異なってきます。
ホテルでゆっくりとした時間を過ごしたい場合は、ラウンジのあるホテルを選ぶと満足感も高まります。
便利な機能の活用（モバイルチェックインやモバイルキーなど）
プラチナエリートになる方法
マリオット系列ホテルに1年間で50泊をする
プラチナエリート獲得条件のベースは、この1年間50泊です。が、
一般人には、どう考えても宿泊できる日数ではなく、50泊でのプラチナエリート取得は不可能です。
マリオットアメックスプレミアムカードで年間400万円の決済をする
2022年にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードができた時に始まった、プラチナエリートの新しい獲得方法です。
1年間で400万円のカード決済でカード更新の約2ケ月後にプラチナエリートが付与されます。
400万円というハードルはあるものの、１年間50泊に比べるとはるかに現実的です。
クレジットカードは100円の決済でも利用可能で、ポイントが貯まります。
光熱費や通信費をはじめ税金などの固定費を含めて、支払いの全てをマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードに集結すると、以外に近づいたりするものです。
別記事に『400万円利用の効果的な使い方』をまとめているので、検討中の方は一読いただいて、シミュレーションしてみては如何でしょうか・・・
プラチナチャレンジをする
400万円決済の獲得方法がまだ無かった2022年以前の、メインのプラチナ獲得手法が『プラチナチャレンジ』です。
400万円決済では2年目からのプラチナエリートですが、プラチナチャレンジは条件達成後すぐに特典が付与されます。
プラチナチャレンジ宣言後最大約4ケ月で16泊のホテル宿泊が必要です。
年間400万決済は厳しいモノの、ホテル16泊の時間が確保できる場合は、より手早くプラチナエリートを獲得できます。
筆者は、コロナ禍にこのプラチナチャレンジでプラチナエリートを獲得しました。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを持つメリット
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは、プラチナエリートを獲得する上で最も早道のクレジットカードです。
400万円のカード決済でプラチナエリートを獲得する為にはもちろん必要であり・・・
プラチナチャレンジをする上でも、ホテル宿泊でのポイント獲得のために無くてはなりません。
例え400万円の決済に届かなくても、150万円の決済で50,000ポイントの無料宿泊ポイントがもらえます。
まずは50,000ポイントを獲得できれば、カード年会費の元は取れます。
わたしが1年間でプラチナエリートでどのくらいのメリットがあったのか、実例で検証してみました。
結果は、4回のマリオットボンヴォイ系列のホテル宿泊で・・・
- 金額メリットは、約14.8万円 ＝①約10万円＋②約20,559円＋③約12,700円＋④約24,800円
- ポイントメリットは、15,232ポイント ＝①3,034 ＋②3,532 ＋③4,930 ＋④3,736
でした。
クレジットカードの年会費48,500円で、約14.8万円のメリットがあったので、プラチナチャレンジにかかった費用約10万円も1年目で回収できました。
こちらの内訳は、別記事にまとめてありますので、よろしければご一読下さい。
まとめ
プラチナエリートは、マリオットボンヴォイホテルを楽しむ上で、獲得すべきエリートステータスです。
プラチナエリートの特典は、全部で14！
特に❶～❺は、恩恵を強く感じる特典です。
- エンハンスドルームへのアップグレード
- ラウンジアクセス
- 選択できるウェルカムギフト
- 午後4時までのレイトチェックアウト
- ボーナスポイント
そして、プラチナエリートを獲得する上で、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードは、必須のクレジットカードです。
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まれに、迷惑メールに返信される場合がありますので、返信メールが無い場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
マリオットボンヴォイアメックスカードで、ぜひ非日常のホテルライフを楽しんでください。
当ブログでは、宿泊記なども掲載しています。
プラチナ特典の魅力がよりリアルに伝わると思いますので、お時間があるときにご覧ください。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
