- 香港国際空港から香港島『ベストウエスタンプラスホテル香港』へのリーズナブルなバスでの移動の手順
- セントレア(中部国際空港)のグローバルラウンジの様子
2023年11月末に初めて香港に行きました・・・
ネットで情報を調べて行ったのですが、正直どれも古い情報で、かなり違っていました。
そこで、2023年11月末時点のわたしの体験を、最新の情報としてまとめました。
香港旅行をされる方のご参考となれば幸いです。
出発前にやったこと
ホテル予約
ホテルは、ラウンジが魅力的なJWマリオットホテルの無料宿泊も考えましたが……
今回は1人旅なので、リーズナブル&目の前がトラムの駅で移動に便利な『ベストウエスタンプラスホテル香港』をチョイスしました。
Expediaでベストウエスタンプラスホテル香港を見るベストウエスタンプラスホテル香港については、ホテルレビューを、その2にまとめています。
e-simの手配
香港での通信手段としてネットに繋がる事は必須です。
わたしの使っているスマホでは、e-simが使えたので、今回はe-SIMをチョイス。
(e-SIMは現在使っているSIMを抜き差しする事無く、QRコードから設定情報を取り込んで出発前に設定ができます)
あとは現地について、現地の通信網への接続を行うだけで使う事ができるので、大変便利です。
e-SIMは、4社ほど検討して、『きもちe-SIM』をセレクトしました。
理由は、1日当たりのギガ数が1・2・3GBと選べ、日数も自由に選べるという点。
料金面でも、他のe-SIMに比べて割安。
なにより、出発前日の晩に申し込んで、すぐに登録用のQRコードが送られてきて、直前でも申し込みOK。
という点です。
申し込む前に、大まかな流れをYoutubeで見ることができて、使い方もイメージできる様になっており、好印象でした。
ただし、ちょっと設定が複雑なのが難で、実際の設定で少し悩みましたが・・・よほど失敗は無いと思います。
当ブログの別記事に、きもちe-SIMの使い方をまとめようと思います。
中部国際空港 グローバルラウンジ
今回のキャセイパシフィックのフライトでは、ANAアメックスでラウンジ利用ができるようになったので、ANAアメックスの利用を考えていました。
ところが、ANAアメックスでのラウンジ利用は、プライオリティカードの登録発行が必要で期間は3~4週間必要との事。
気づいた時点で出発まで1週間を切っていたので今回のラウンジはあきらめていました。
ところが、キャセイパシフィックはJALと同じワンワールドアライアンスのキャリアだと出発前日に気づきました。
以前に獲得した、JALグローバルクラブの会員を継続していたので、今回のキャセイのフライトマイルをJALマイルに登録したところ、チェックイン時にグローバルグラブ会員ということで、ラウンジ券を発行してもらえました。
ということで、セントレアのグローバルラウンジの現況もレビューします。
セントレア(中部国際空港)グローバルラウンジのある場所
グローバルラウンジは、パスポートコントロールを通ったあとの左手の階段を下りた所にあります。
中は混んでいませんでしたが、窓がない為か?やや閉鎖感を感じました。
軽い食事とアルコール類、コーヒーやデザートなどがコンパクトに提供されています。
ピラフに、ラタトゥイユ、パストラミ鴨肉、蒸し鶏や、うどんに
ワインやリキュール類にビールなどがありました。
ケーキやドーナッなどのデザートも、
ラウンジとしての豪華さは、エアラインのキャリアラウンジの様にはありませんが・・・
品数は多くはないものの、味が良かったのが好印象でした。
フライトは15時過ぎだった為、ランチにピッタリでした。
キャセイパシフィック航空 中部国際空港~香港国際空港
利用したフライトは、中部国際空港15:25発のCX539便、普通に購入すると片道約76,000円です。
ありがたい事に、税・諸費用のみで、航空運賃やサーチャージ無しで利用できました。
利用できた席は、もちろんエコノミークラスです。
キャセイパシフィックの機内食
出発後、1時間20分後の16時45分頃に食事が提供されました。
今回のフライトでは、ビーフとフィッシュからのチョイスでした。
調理内容まで聞かずにビーフをセレクトしたところ、牛丼風の味付けのごはんで・・・
味は、グローバルラウンジが良かっただけに、普通に感じたのが少し残念でした。
デザートのアイスは、香港製のハーゲンダッツで、気のせいか日本のハーゲンダッツと異なった様な気がしました。
・・・・快適で充実して、あっという間の約4時間15分のフライトでした。
着陸後のe-simのセッティング
飛行機が着陸して、電子機器の電源をONにできるようになったら、早速e-simの接続です。
事前に接続方法を、紙にプリントしておいたので、その流れに沿ってセットアップです。
スマホにアンテナが立てばセットアップ完了。
このとき間違って日本のsimをONにしない様にだけ注意して、繋がればOKです。
香港空港到着からホテルへの移動まで
入国審査と荷物を取って、あとは何もなく、香港に入国出来たところで・・・
次は、ホテルへの移動です。
当記事では『ベストウエスタンプラスホテル香港』到着までを、その1としてまとめます。
銀行で両替
クレジットカードでほとんどの支払いは済むとは言え、現金はやはり必要です。
香港の『Suica』である『オクトパスカード』のチャージなどは、日本同様に現金しか受け付けてくれません。
両替は日本でも可能ですが、セントレアのパスポートコントロール後の両替所は閉まっており、自動の両替機で交換するようになっていました。
香港空港の両替所は、到着フロアに「Travelex」と「GLOBAL EXCHANGE」の2つがあります。
レートは、若干「GLOBAL EXCHANGE」が良かったのですが、大差はなく、市中の両替所の方がお得です。
空港では、最小限の両替にして、残りは市中で行う事としました。
オクトパスカードの購入
まずは、両替をした香港ドルで、『オクトパスカード』の購入です。
『オクトパスカード』とは、香港の『SUICA』で、公共交通機関やコンビニなどで使える便利なカードです。
購入するのは、空港のエアポートエクスプレスのMTRチケット売り場が最も分かりやすく便利だと思います。
下記が、概略のMapです。
場所は、ターミナル1の中央から出た通路の突き当りで、少し階段で上がったところにカウンターが有ります。
駅のチケット売り場の様な感じではないので、最初は見逃してしまいました。
購入は現金のみで、カードのデポジットは50HKD。大人の最低入金額は150HKDで、合計200HKDでした。
(多くの旅行ブログが、合計150HKDと紹介されていますが、値上がり?していますのでご注意ください)
今回の3泊程度の旅行であれば、最低入金額150HKDで事足りました。
ホテルへの移動はエアポートバスが便利でお得
香港国際空港から香港市内へは、エアポートエクスプレス・エアポートバス・タクシーなどの移動手段がありますが、ホテルの近くまで乗り換えなしの50分程で行けて、値段も安いエアポートバスを選びました。
香港島ホテル行きバス乗り場
バスの乗り場は(空港側から見て)エアポートエクスプレスのチケット売り場を右手に行ったところにあって、香港島の『ベストウエスタンプラスホテル香港』へのバス路線はA10でした。(コートヤード バイ マリオット香港も同じです)
大きな電光掲示板に、乗車場所と次発の時間が表示されています。
A10はイエローゾーンで電光掲示板の右手側です。でも実際に行ってみると、A10は赤いサインとなっており、これが正しいのか少々不安でした。
『巴士(Bus)の客務中心』で確認しても良いのですが、一番確実なのはバスの運転手さんに『行きたいホテル名を紙やスマホで見せて、降りる停留所を聞くことです。
まず聞いて・確認してから、オクトパスカードで乗車しましょう。
料金は49.7HKDです.
わたしは、『巴士(Bus)の客務中心』で質問している間にバスを1本逃して、1時間待つことになってしまいました。
直接一度乗車口まで行って、バスの運転手さんに聞くことで、そんな時間のロスも避けられます。
ただし、A10のバスを間違えないようにして下さい。
事前情報を仕入れたい場合は、Hong Kong City Busのホームページ
から、自分のホテル名で停留所を探すことも可能で、空港からは(FromAir Port)の()の番号になります。
ベストウエスタンプラスホテル香港は、ホテルリストの一番上にあって見つけやすかったです。
(コートヤード バイ マリオット香港も同じ停留所です)
路線図のページで見ても、6番目の香港島に入って2つ目の停留所だと分かります。
A10は『空港行』と『香港島行』の2つが有るので、ホテルに行く場合は下段の『To: Ap Lei Chau (Lee Lok Street)Cityflyer』香港島行の路線図を確認します。
実際に運転手さんからも、6つ目の停留所で降りる様に教えてもらえました。
バスでの移動
バスに乗車する際に、日本のSUICAの様にカードをセンサーにタッチして料金を支払います。
その後、スーツケースを荷物台に置いて、空いている席に座ります。
1本乗り過ごした事が幸いして、次のバスを早めに行って待っていたので、2階席に上がると・・・
最前列が空いていました。2階の一番前は、車窓が開けていて最高です。
1階の荷物は、モニターで様子をチェックができるので安心です。
香港島へは、いくつもの大きな橋を渡り、高層ビルを見ながらの移動は快適でした。
Googleマップでホテルまでのルートを入れておけば、どこを走っているかも確認出来て安心です。
約30分で、1つ前の5番目の停留所を過ぎたところで、『ベストウエスタンプラスホテル香港』と『コンラッドホテルマリオット』と車内アナウンスがあり、電光掲示板にも表示が流れました。
停車ボタンを押して、バスが信号待ちをしている間に1階に降りて荷物の近くで待ちます。
バスが停留所に着くと、自分のスーツケースを取り出し、降車して、バス移動は完了です。
降車バス停は、皇后大道西通りのChiu Kwong Streetです。
Googleマップで見ると、バス停からホテルまでは、140mで徒歩1分。
確かにアッという間に着きました。
バスに乗る前は少し不安でしたが、これならば圧倒的にバスの移動が楽ちんです。
わたしは、香港国際空港から『ベストウエスタンプラスホテル香港』への移動は、空港バスを推奨します。