『陸マイラー』としてマイルを貯めるには、航空会社のマイレージカードが必要です。
クレジットカードと連携したマイレージカードは、クレジットカードの利用料がマイルとして積算される為、効率良くマイルを貯める事が出来ます。
ANAやJALなどの航空会社が発行するクレジットカードは、そのステータスや年会費で、一般カード、ワイドカード、ゴールドカード、プラチナカードの大きく4つに分かれています。
この内、一般カードは、年会費が初年無料で次年より2,200円が一般的です。
本記事は、コロナ禍でリーズナブルに『陸マイラー』を始める場合として、効率よくマイルを積み上げる為のクレジットカードとして、ANAの一般カードでのマイル獲得についてまとめた記事です。
ANA一般カードとは?
ANAカードは、マイルを貯めるために1枚は必要なカードですが、実は一人で様々なANAカードを複数持つことが出来ます。
ANAのホームページで ANAクレジットカードを調べてみると、
一般カードで8種類、ワイドカード3種類、ゴールドカードで7種類、プラチナカードで5種類有ります。 (デザイン違いカード、29歳以下カード、海外在住者用カードは除く)
この中の一般カードとは、年会費が2,200円(AMEXは7,700円)の維持手数料がお手頃なカードを指しています。
一般カードには、以下のようなカードが有ります。
ANA HPより抜粋
一般カード | 入会・継続/ 搭乗ボーナスマイル | 買い物マイル | 年会費 |
ANA VISA 一般カード | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA JCB一 般カード | 1000マイル/ 10% | 1,000円=1ポイント=5マイル (10マイルコースの場合、 移行手数料(年間/税込) 5,500円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA マスター 一般カード | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA アメリカン・ エクスプレス・ カード(一般) | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 本会員7,700円/家族会員2,750円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 1000マイル/ 10% | 1,000円=1ポイント=5マイル (10マイルコースの場合、 移行手数料(年間/税込) 5,500円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA VISA Suika カード | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 初年度: 本会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族カードは無し |
ANA VISA nimoca カード | 1000マイル/ 10% | 200円=1ポイント=1マイル (2倍コースの場合、 移行手数料(年度/税込)6,600円) | 初年度: 本会員無料/家族会員無料 2年目以降: 本会員2,200円/家族会員1,100円 |
ANA一般カードのメリット
ANAクレジットカードは、入会時に初年度会費が無料で1000マイルがプレゼントされます。そして 毎年年会費2,200円が徴収(AMEXは7,700円)されますが、更新時にも1000マイルがプレゼントされます。
例えば、年会費2,200円のカード7枚を1年間ですべて作成し所持したと仮定すると、1年目は無料で7000マイルを獲得、2年目は2,200円×7=15,400円の年会費がかかるものの、さらに7000マイルがプレゼントされます。
つまり2年間15,400円で、14000マイルを獲得という事になります。
これらのカードをポイントサイト経由で作成すると、ポイントとの2重取りとなります。
1カード5000ポイントの想定で全7カードをポイントサイト経由で作成したと仮定すると、5000×7=35000ポイント。マイルへの移行比率を70%と仮定して、24500マイル。
カード継続マイルとの合計で、14000+24500=38500マイル 獲得となります。
(2021年6月現在HapitasでANA JCBカード加入を申請すると、8000ポイント獲得できます)
通常、クレジットカードの利用10000円で、100マイルが基準と考えると、実はANAクレジットカードの複数持ちでのマイル獲得は、効率の良いマイル獲得手法の一つとなります。
年会費のリーズナブルな一般カードでは複数持ちが出来ますが、さすがにゴールドカードやAMEXカード/ワイドカードでは、年会費が1万5千円や7千円以上で 継続マイルも2000マイルとなる為、複数持ちでのメリットは有りません。
2年間約1.5万円で確実に、1万4000マイルを獲得する方法として、ANA一般カードの複数持ちが考えられます。
これらのマイルプレゼントをもらった上で、自分の使い方に合った必要なクレジットカードに絞って、効率の良いANAクレジットカードでの『ポイ活』ライフに繋げてはいかがでしょうか。