2022年5月にプラチナチャレンジを行い、プラチナエリートを獲得して間もなく1年。
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアム・カードの継続特典で得た無料宿泊ポイントで、マリオットホテル最上級の『JWマリオットホテル奈良』に宿泊しました。
プラチナエリートの獲得にかかった費用は、約10万円。
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアム・カードは年会費49,500円の価値があるカードなのか?プラチナエリート獲得の1年の節目となる『JWマリオットホテル奈良』についてレビュー致します。
この記事が、マリオットボンボイアメックスカードご入会検討のご参考となれば幸いです。
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JWマリオット・ホテル奈良の予約
JWマリオット・ホテル奈良の予約は、2022年11月に行いました。
マリオットボンボイHPからの予約
宿泊予定日は2023年4月2日(日)~3日(月)、13歳の子供を連れての大人2人子ども1人の宿泊です。
マリオットボンボイのHPで空室を確認すると、ダブル2台のゲストルームの宿泊費用は、マリオットボンボイの会員費用で96,835円。
普通であれば、とてもこんなに高い部屋を予約することはありません。
この部屋を、マリオットボンボイのポイント予約で見てみると・・・
なんと、63,000ptで予約が可能です。50,000ptは無料宿泊ポイントが使えるので、13,000ptを使えば96,000円のお部屋が予約できます。
この時点で、クレジットカード年会費49,800円の元は取れたことになります。13,000ptを1円換算にしたとしても。約33,000円はお得になった勘定です。
年一の結婚記念日の贅沢と思って作ったSPGアメックス(マリオットボンヴォイアメックス・プレミアム・カード)なので、ここは躊躇なく予約を行いました。
ホテルのキャンセルと再予約
旅行3日前に当ブログを書くためにHPを確認したところ、宿泊料金が19,188円下がっていました。
ポイントでの宿泊も確認したところ、58,000ptと5,000pt下がっていました。
マリオットホテルの予約は前日までキャンセル料なしにキャンセルが可能です。
そこで、予約を取り消して、58,000ptで再予約を行いました。50,000ポイントは無料宿泊ポイントを使えるので、利用ポイントは8,000ポイントです。
2021年にモクシー京都に宿泊した際も、2日前にHPで再確認したところ値段が下がっており、予約を取り直しました。
マリオットホテルはシーズンと混み具合で価格が変動するので、予約チェックは必須ですね。
JWマリオット・ホテル奈良の概要
『JWマリオット』は、『ザ・リッツ・カールトン』、『セントレジス』と共にマリオットボンボイ最上級ラグジュアリーブランドのクラシックラグジュアリーというグループに属しているホテルブランドです。
つまり、JWマリオットは、マリオットを冠するホテルブランドでは最上級に位置しており、日本には奈良にしかありません。
開業は2020年7月とまだ新しいホテルで、場所は、JR奈良駅の西2km程の所に有ります。
客室は全158室で、スイートは16室。
2階フロアにはエグゼクティブラウンジが有り、ホテルのクオリティやホスピタリティの高さと共に、エグゼクティブラウンジも評判になっています。
こんなホテルに、クレジットカードの年会費で泊まれるとは、クレジットカードの年会費が高いモノのそのバリューはもっと高いモノが有ります。
JWマリオット・ホテル奈良、到着~チェックイン
今回ホテルへは車での移動です。チェックイン前に、法隆寺に寄ったので、ホテル到着は4時近くになりました。
駐車場
ホテルの地下駐車場は2,000円/日と、ラグジュアリーホテルにしてはリーズナブルですが、ホテル裏手のコンベンションセンターは1,000円/24hで駐車可能です。(延長は100円/30分)
今回は1泊のみの旅行で、翌日は車を停めたまま、バスでの観光としたので、24時間止めることのできる、奈良県コンベンションセンターの地下駐車場を利用しました。
ホテル向かいの市役所横には、屋外ですが24時間500円~の駐車場や、200mほど歩くと屋根付きで24時間800円の駐車場もありました。
ホテル外観
ホテルは国道369号線大宮通りの延長線上に面しており、向かいには奈良市役所、裏手には奈良コンベンションセンターがあります。
建物は6階建てで、1~2階と3~6階の部分が2層に分かれた様なモダンな外観です。
ホテルチェックイン
ホテルのエントランスには、JWマリオットのキャラクター、グリフィンのモチーフがあしらわれたサインが設置されています。
ホテル玄関
ホテルに到着するとスタッフの方から玄関入り口で名前を聞かれ、すかさず手持ちの名簿をチェック・・・
プラチナエリートと確認されると、エレベータに乗ってから、2階のエグゼクティブラウンジに案内されました。
エレベーターの鏡には鹿が居ました。奈良らしいおもてなしです。
2階廊下の突き当りがエグゼクティブラウンジでした。
エグゼクティブラウンジでのチェックイン
エグゼクティブラウンジでは、ウェルカムスパークリングワインを頂きながらチェックインができました。
ちなみに、子どもは13歳なのでマリオットボンボイのHPでの予約を子供で行いましたが、お部屋にはエキストラベッドを入れて頂いており、エキストラベッド代12,800円(税サ込)とエグゼクティブラウンジ9,600円(税サ込)の大人1名の差額料金がポイントとは別に必要でした。
ホテルの部屋501
部屋はプラチナエリートでアップグレードされたエグゼクティブツインの501でした。(部屋の広さや仕様はツインと変わらない様です)
部屋のカードキーは3人分(3色のカード)。
入り口にも鹿のディスプレイが飾ってあります、奈良の象徴として鹿をテーマにしてある様です。
壁には鹿の角をモチーフにしたオブジェがディスプレイされています。
部屋のスペースは、エキストラベッドを入れてあるので、ベッドでいっぱいな感じでした。
ベッドサイドには、ワイヤレス充電の付いたアラームクロックやUSBソケットの付いたコンセントなどが有り、スマホやカメラなどのバッテリー充電には十分でした。
写真の奥左手が部屋への入り口で、画像中央の弧を描いている壁は洗面台の裏手になります。
水廻りが部屋の中央にある、珍しいレイアウトで、洗面スペースにはベッド側と入り口側の両方からアクセス可能です。
扉はスライド式で、閉めると密閉された空間になります。
アメニティは、レザーのアメニティBOXに収納されています。
シャンプーやBODYクリーム・石けんは、AROMATERAPYのモノでした。
洗面台の下には、タオルやドライヤーが収納されいています。
ドライヤーはSALONIAでした。
お風呂は、洗い場が付いたタイプで、檜の椅子もありゆったりとバスタブに浸かれます。
シャワーはドイツのハンスグローエ社 AXOR(アクサ―)のハンドシャワーで、打たせ湯の様なシャワーに切り替えが可能なタイプでした。
バスルームにもAROMATERAPYのシャンプー類がSETされていました。
洗面台の横にはクローゼットが有ります。
クローゼットの左手扉はセーフティBOX・ランドリーバッグ・手提げ袋・スリッパ・TANITAのヘルスメーターが備わっています。
スリッパは、JWマリオットの専用で、ふかふかなタイプでした。
クローゼット右手は、パジャマやガウンなどがハンガースぺースにSETされています。
パジャマは上下に分かれたセパレートタイプ。ガウンは中がタオル地の厚手な感じで、ふろ上がりには少し暑かったです。(このガウンでプールに行かれている方もいらっしゃいました)
ハンガーの下には、靴磨きサービスのセットも有りましたが、今回はスニーカーなので残念ながら利用する機会は有りませんでした。
アイロンは、立ってアイロンがけのできる大きなアイロン台と、パナソニックのコードレススチームアイロンNI-WL605が備え付けてありました。
トイレは洗面所と同じエリアですが、扉のある個室になっており・・・
ウオシュレットのリモコンの所にはスマホを置けるトレイも有って、使いやすかったです。
壁のテレビは、SAMSUNGの55インチテレビです。
テレビはもちろんの事、BluetoothでスマホやiPadとの接続ができて音楽を流す事が可能でした。
音も良くて、これならBluetoothスピーカーは不要です。音楽を楽しみながらリラックス出来ました。
また、Chromecast接続も可能でした。
但し、残念ながら見ようと思ったNHK+は、Chromecastでテレビに映す事は出来ませんでした。
続いてミニバーです。
ミニバーにはフリードリンクとして、500mlペットボトル水3本とネスプレッソコーヒー、煎茶、ほうじ茶、紅茶が備えて有りました。
こちらのお茶は、奈良の「上久保茶園 JUNICHI UEKUBO」のお茶で、第二十五回全国手もみ茶品評会・農林水産大臣賞授賞の「聖青」というお茶のティーバックです。
グラスやカップもクオリティが高く収納されています。(左手のワインはフリーではありません)
冷蔵庫にはシャンパンやワイン・ビール・ソフトドリンク、その横にはおつまみやウイスキーなどが備わっています。
お部屋で飲むと結構なお値段なので、ラウンジを無料で利用できるのはたいへんありがたい事です。
最下段に収納のポットは、Delonghiのモノでした。
テーブルの上にはクリストファー・クラーク総支配人のメッセージカードと、奈良の和菓子店萬春堂の最中が置かれていました。
こちらの最中は、「上久保茶園 JUNICHI UEKUBO」のお茶とともに頂きました。
上品な甘さの最中で、薫り高いお茶との組み合わせは、とても癒されるものでした。
お茶も終わって、ベッドの上でくつろいでいると、ターンダウンサービスにスタッフの方がいらっしゃいました。
ターンダウンサービスとは、ベッドを改めて整えてくれるサービスで、チェックインした時の様な綺麗なベッドに仕上げてくれます。
さらに、終わった後はベッドにアロマスプレーを置いて行ってくれました。
部屋からの景色は、奈良の夕日が見える方角でしたが、街中の為眺望はあまり良くは有りません。
右手に見えるのは、奈良市役所です。
プール&フィットネス
JWマリオット・ホテル奈良では、プラチナエリートの場合、無料でプールとフィットネスが利用できます。
名古屋マリオットアソシアホテルでは、フィットネスは無料なもののプールは有料だったので、この線引きはホテルによって異なります。
フィットネス センター 4階
フィットネスセンターへは、部屋のカードキーで入る事ができます。
フィットネスセンターは、ビル4階の中央部に位置しており、周囲を廊下とホテル客室で囲まれた様なレイアウトの様です。
ランニングマシン
ペダル式のエキサイトヴァリオとエアロバイク
レッグプレス
チェストプレスなど、充実したフィットネスマシンが余裕を持って配置されていました。
朝の時間は、利用者も少なく快適に利用できました。
プール
プールはホテル4階のフィットネスの入り口から、別のエレベーターに乗り換えて5階のプールに行く事ができます。フィットネスセンターの5階直上に位置します。
プールではスイムキャップが必要ですが、Spaの受付で借りることが出来ました。
エレベータを出て靴を、スリッパに履き替えます。
ロッカーは撮影禁止の様でした。
プールは丁度空いており、ゆったりと泳げました。
ジャグジーも有ります。
バスタオルはプールサイドとロッカールームに有りました。
サウナも有りますが、水風呂は有りません。
隣のシャワーで冷水を浴びる事ができます。
パウダースペースは2人分のスペースでした。混雑した時は大変そうです。
水着の脱水機やミネラルウォーターも完備されていました。
わたしが利用した時間帯(夕方7時頃)は、丁度利用者が少ない時間帯でしたが、週末はかなり込み合う様です。
Spaで込み具合が確認できるので、混雑時は問い合わせての利用が良さそうです。
ホテル探索
2階
2階にはエグゼクティブラウンジの他に、ブライダルサロンとホールがありました。
2階の外には、屋外テラスも有り、ホテルで使っていると思われる、ハーブを育てているスペースもありました。
この籠の様なチェアは、ルネッサンスリゾート沖縄にも有りました。
1階ロビー
ホテルのロビーも居心地のよさそうな空間が広がっています。
ホテル到着後、2階のエグゼクティブラウンジでのチェックインであった為、なかなか1階を利用する機会がなかったので探索してみました。
バーカウンターの壁の鹿は、立体のオブジェが影を落としているものと思っていましたが、実は絵でした。
いろんな方向からのライトで影が落ちている様に見えるので、すっかり勘違いしてしまいました。
暖炉の炎はリアルな炎のように見えましたが、水蒸気に光を当てたダミーの炎でした。
2階のラウンジ同様に、1階もくつろげそうな椅子やソファーです。横の棚には、Wedgewoodの陶器がディスプレイされていました。
こちらは1階レストランSilk Road Diningの入り口です。
エグゼクティブラウンジでの夕食前の前菜の代わりにこちらの校倉でのコース料理も選択肢として提示頂きました。
ホテル各所に、盆栽や苔がディスプレイされて、木のぬくもりと和の癒しが感じられました。
1階ロビーにも立派な鹿の木の彫刻。
こちらはチェックインカウンター、チェックアウトはこちらで行いました。
マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードの特典
マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードを取得すると様々な特典がありますが、ホテル宿泊の特典は、特に大きなものがあります。
ゴールドエリート
ゴールドエリートは、通常マリオットボンボイ系列のホテルに25泊する事で得られるステータスですが・・・
マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードを取得すると、初年度からゴールドエリートが自動付与されて、以下の特典が利用できます。
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- 午後2時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 宿泊対象料金の25%ボーナスポイント
- ウェルカムポイント500pt
プラチナエリート
ゴールドエリートからから1つステップアップしたプラチナになると、特典は更に増えてきます。
- 客室のアップグレード(一部スイートルームを含む・空室状況による)
- 午後4時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 宿泊対象料金の50%ボーナスポイント
- ウェルカムポイント1000pt
- エグゼクティブラウンジの利用(朝食込)
- プール・フィットネススタジオの利用
プラチナエリート取得の為には年間50泊以上の宿泊が必要ですが、マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードの年間400万円以上の利用で、翌年からプラチナエリートが自動付与されます。
この他にもプラチナエリート会員になる為の実例を別記事にまとめていますので、プラチナエリートにご関心があればご覧ください。
マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードに入会するお得な方法
マリオットボンボイホテルに無料で宿泊できる50,000ポイントがもらえるマリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードは、アメリカンエキスプレスの公式サイトから申し込みができますが・・・
マリオットボンボイ・アメックスの紹介制度を利用すると、入会ポイントを6,000ポイント多く獲得することができます。
2023年4月時点では、公式サイトが最大39,000ポイントなので、紹介制度の利用で最大45,000ポイントを獲得可能です。
紹介制度をご希望の場合は、下記よりメールをお送りいただきますと、紹介専用URLをお送りさせて頂きます。
マリオット ボンボイ アメックス プレミアムカード の取得は、紹介リンクからのお申し込みで、公式サイトよりも6,000ポイント多く獲得できます。
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宿泊記編まとめ
今回の宿泊は、SPGアメックスカード(マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカード)の無料宿泊50,000ポイントを利用しての宿泊でしたが、春休みの繁忙期の為、8,000ポイントの追加が必要でした。
さらに、3名での宿泊だったので、エキストラベッド代12,800円と1名分のエグゼクティブラウンジ使用料9,600円(税サ込)が必要となりました。
プラチナエリートでの宿泊特典は、2名分のエグゼクティブラウンジの利用と、夕食相当の『夕食前の前菜』、落ち着いて食事のできる『モーニングビュッフェ』が無料で利用できて、たいへん良かったです。金額に直すと9,600円×2の19,200円相当が無料になった計算です。
さらに、プラチナエリートであれば、ウェルカムボーナス1,000ポイントがもらえて、宿泊料金支払いもマリオットボンボイのポイントバックされて、今回は4,365ポイント還元されました。
ポイントを1円換算すると、1人分追加でかかった費用22,400円が、20%OFFになった事になります。
マリオットボンボイホテルに泊まるのであれば、マリオットボンボイ・アメックス・プレミアムカードを持っているとお得になる事が良く分かります。
『JWマリオット・ホテル奈良』は、奈良観光の拠点として、奈良公園や薬師寺・唐招提寺などにアクセスの良い位置にあります。
1泊2日では、法隆寺と奈良公園でも見きれなかったので、次回の奈良訪問の際にまた利用したいと思う居心地の良い高級ホテルでした。
別記事にて、エグゼクティブラウンジについてもまとめています。ぜひご覧ください。