クレジットカードでポイントを貯めて、世界40社以上の飛行機のマイルや、あの有名なマリオットホテルの宿泊にポイントを使用できる、SPGアメリカン・エクスプレス・カードは、2022年春に、マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムカードに切り替わりました。
筆者は、『ポイ活』とともに、クレジットカードポイントをこの『SPGアメリカン・エクスプレス・カード』と『ANAマイレージカード』に集約して、クレジットカードポイントを貯めています。
この記事は、既に以前のものとなってしまいましたが、あのマリオットホテルにも2年目からプレゼントで泊まれる、『SPGアメリカン・エクスプレス・カード』の魅力を、端的にまとめた記事です。
(別記事の、上海や台湾宿泊のおすすめホテル検討のベースにもなっています)
SPG AMEXカードとは?
SPG AMEXカードとは、マリオット系ホテルの『マリオットボンヴォイポイント』と連携したAMEXカードでした。
マリオットホテルやシェラトン・ウエスティンホテルなどが加盟するスターウッドプリファードゲスト(SPG)のホテルプログラムと連携した、アメリカン・エクスプレスカードとなります。
つまり、航空会社系のクレジットカードとは異なり、ホテル系のクレジットカードといえます。
では、なぜこの航空会社系ではないクレジットカードが、推奨されていたのでしょうか?
SPG AMEXカードの『マリオットボンヴォイポイント』は、世界40余りの航空会社のマイルに効率良く交換可能
答えの1つは、ずばり、このクレジットカードで貯める事の出来る『マリオットボンヴォイポイント』が、世界40余りの航空会社のマイルに効率良く交換できるカードだからです。
つまり、ANAマイルにもJALマイルにも交換できてしまう、マルチな性能?を秘めたカードなのです。
そして、そのポイントから『マイル』への交換レートは、1回の手続きで60,000Marriott Bonvoyポイント毎に15,000ボーナスポイントが付与され、その合計がマイルに移行されます。つまり交換率が1.25倍になる訳です。
おすすめの魅力、マリオット系ホテルのゴールド会員ステータスと大人2人分の宿泊無料特典
答えのその2は、マリオット系ホテルの宿泊特典です。
カード更新時に、マリオット ボンヴォイゴールドエリートのステータスが付与
このSPG AMEXカードは、ANA AMEXゴールドカード同様に、年会費が34,100円(税込)とお高いカードでした。(マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムカードでは、さらにアップしてしまいましたが・・・)
但し、このクレジットカードには独自の特典が有り、年会費の更新時にマリオット系ホテルのマリオットボンヴォイゴールドエリートのステータスが付与されます。
ゴールドエリートのステータスとは、通常年間25泊以上マリオット系ホテルに宿泊して得られる特典で、SPG AMEXカードを所持するだけでこの特典を受ける事が出来ます。
この特典により、例えばホテル宿泊時にアップグレードの特典を受けたり、14:00までのチェックアウトの延長を受けたりする事ができます。
マリオット系ホテルの大人2人分の宿泊無料特典プレゼント
更に、マリオット系ホテルの大人2人分の宿泊無料特典(交換レート1泊50,000Marriott Bonvoyポイントまで)がプレゼントされ、祝日などの除外日なくスタンダードルームに空室があれば宿泊出来ます。
この1泊50,000マリオットボンヴォイポイントでは、時期によりホテルのカテゴリー5~6に宿泊出来ます。
カテゴリー | オフピーク (閑散期) | スタンダード (通常期) | ピーク (繁忙期) |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
カテゴリー7のホテルには、
・メズム東京、オートグラフ コレクション
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
・ウェスティンホテル東京
・ザ・リッツ・カールトン大阪
・セントレジスホテル大阪
・ルネッサンス・オキナワ・リゾート
・シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
・ウェスティン ルスツリゾート
・ザ・リッツ・カールトン日光
・HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ
カテゴリー6のホテルには、
・ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
・東京マリオットホテル
・コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション
・軽井沢マリオットホテル
・ウェスティンホテル大阪
・大阪マリオット都ホテル
・ウェスティン都ホテル京都
・ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフ コレクション
・HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル
・オキナワ マリオット リゾート & スパ
・シェラトン北海道キロロリゾート
・キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
・JWマリオット・ホテル奈良
・W大阪
カテゴリー5のホテルには、
・シェラトン都ホテル東京
・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
・モクシー東京錦糸町
・ACホテル東京銀座
・アロフト東京銀座
・横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
・富士マリオットホテル山中湖
・伊豆マリオットホテル修善寺
・名古屋マリオットアソシアホテル
・ウェスティンホテル仙台
・フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ
・モクシー京都二条
・コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション
・シェラトン都ホテル大阪
・コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
・アロフト大阪堂島
・琵琶湖マリオットホテル
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
・シェラトングランドホテル広島
など 43のホテルが有ります。(2021年6月時点)
閑散期のカテゴリー7のザ・リッツ・カールトン大阪の場合、2021年6月の宿泊料金は、約5万円相当なので、このクレジットカードの年会費以上の金額となり、一気に元がとれてしまいます。
わたしも、家内との年に一度の結婚記念日をマリオット系ホテルで過ごす事を想定して、このカードを所有しています。
この34,100円(税込)の年会費を、ホテル宿泊で元をとれたと思える場合は、SPGアメックスカードの申し込みを、お勧めします。
万一、ホテル宿泊に魅力が無い場合は、SPGアメックスカードの導入は見送った方が良いかもしれません。
まとめ
コロナ後のクレジットカードポイントの有効活用として・・・
わたしは、『ポイ活』でのポイントのマイル移行での航空券と、SPGでの獲得ポイントでのマリオットボンヴォイホテルの宿泊をうまく組み合わせて、『ポイ活』&『陸マイラー』の旅を実現させるべく、有効活用していきたいと考えていました。
2022年春に、SPGアメックスカードは終了して、マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムカードに切り替わりました。
年会費がアップしましたが、年に1回の無料宿泊特典は、引き続き魅力です。
結婚記念日の年一宿泊として継続して使っていこうと思っています。