金属を過去にもどす
伝統工芸、高岡銅器では多数の工程を工房ごとの分業で完成品まで仕上げるのが主な仕事の流れとなります。
その中で、最後の仕上げ工程の「着色」を何代にもわたって生業としてきた会社が「色政」です。
着色とは金属に自然素材や特殊な溶液(秘伝レシピ)を使って金属表面を化学変化させて色を付けていく技法で、高岡銅器の特徴的な技術の1つです。
金属そのものの表面を科学変化させるため、色がはがれにくく、保存性と美術性の高い手法と言われています。
今回のクラフツーリズモでは長年受け継いできた着色の技法を惜しげもなく披露いたしますのでご来場お待ちしています。
「色政」は高岡クラフツーリズモBコース、高岡クラフツーリズモBコース、「マニアック高岡コース~高岡をもっと知りたくなったあなたに~」でご覧いただけます。
会社名 | 有限会社 色政 |
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住所 | 933-0849 富山県高岡市横田本町11-32 |
TEL | 0766-25-4350 |
ホームページ | http://iromasa.com/ |
仕事内容
昔ながらの着色技法を用いて、現代風から古代風等、様々な仕上がりにしていきます。
例として、1つの黒色を出すのにも、色を着色する前の下地作り(下色)、基礎の色を着色する(漆塗り)、艶を出すorムラを付ける作業(オハグロ掃き)
等、様々な工程を経て着色します。
クラフツーリズモ参加者への皆様へ
金属の種類、どんな仕上がりにするか、によって着色技法を色々使い分けます。普段は見られない伝統的着色技法を、見学の際は、よく見ていってください。