高岡伝産 × アニメプロデューサー

「とどけ、僕らのKAYOIBAKO通い箱!アニメ×伝統工芸!どんどん銅器も、どんと行こう!!」

 KAYOIBAKO(通い箱)とは、工場間で製品を運ぶ主にプラスチックで出来た箱。工場を行き来しながら製品を循環させる、アニメ業界でいうカット袋のような役割を持つ箱である。プラスチックの通い箱はちょっと汚れて無骨かもしれない。でも、職人たちの思いが詰まっている――。いろいろな職人が集まり分業制でものづくりを行う高岡の伝統産業。通い箱を運びながら奮闘する姿はどこかアニメ制作にも重なるかも? アニメ制作のプロの目線では伝統工芸の現場はどう映るのか!?

 


 

― 工場を訪れたゲスト 

(株)P.A.WORKS 取締役・プロデューサー 相馬 紹二

HP

2008年ピーエーワークス入社 「Angel Beates!」で初デスク後、「有頂天家族」「SHIROBAKO」ラインプロデューサー、「サクラクエスト」「劇場版SHIROBAKO」にてプロデューサーを務める。またアニメ「サクラクエスト」を発端とした「桜ヶ池クエスト」では【勇者ソーマ】として、ファンや地域住民とともに、舞台モデルとなった富山県南砺市にある桜ヶ池湖畔の桜の整備維持活動を行っている。

 


 

― 見学先1件目 (株)ナガエ 

 

アニメファン必見の工場見学ツアーがついにスタート!最初に訪れたのはアニメ作品とのコラボ商品などのアート製品、ガスメーターなどの建材や機械部品と様々に手掛ける鋳物の総合メーカー(株)ナガエ。ここで語る彼こそがアニメファンであり今企画に相馬さんを招いた張本人である。新しさと懐かしさが入り乱れるショールームを案内し、某国との外交に関するアレや、アイドルにも似た自社製品をこれでもか!と見せつける。

 

― 見学先紹介 ―

 

(株)ナガエ:松原 宏尚

HP

「これが欲しかった」を多様な発想でカタチにし、お客様に利益と感動をお届けします。高い専門性を活かしながら、ガスメーター・建築金物・美術工芸品・神仏具・自動車部品・機械部品・屋外美術といった多種多様なお客様のもの作りをトータルでサポートしてまいりました。創業66年の実績とノウハウからソフト、ハード両側面から創造性の高いオリジナル商品を世の中にご提案しております。

  


 

― 見学先2件目 (株)平和合金 

 

次に一同が向かったのは、金属で立体の銅像を作る鋳造メーカー、(株)平和合金だ。ここでは全国にある二宮金次郎銅像の殆どを手掛けるほか、超大型のアート作品から繊細なディテールを要するキャラクター銅像など、数多くの鋳造品を作っている。熱気と轟音、緊迫した空気の中で解けた金属が鋳型に流されていく様子を見た一行は、工場の奥に眠るアニメと鋳物の秘密の関係を知ることになる。

 

― 見学先紹介 ―

 

(株)平和合金:藤田 和耕

HP

平和合金は、創業120年以上の歴史を持ち、銅器のまち高岡で、銅像・モニュメント・神仏具など、主に大型鋳物の鋳造を行っております。時代の変遷と共に鋳型造型も変化してきましたが、多種多様な鋳造技術を進歩させ、製品に応じた鋳造方法で対応するノウハウを継承してまいりました。長年受け継がれてきた伝統技術を駆使し、原型の製作から鋳造、仕上げまで、皆様の想いやイメージを金属を通してカタチにしていきます。

 


 

― 見学先3件目 和田彫金工房 

 

今回の工場見学ツアー折り返し地点となる3社目の工場は、金属に絵や文字を刻み込む彫金の仕事をしている和田彫金工房。待ち受ける職人はオタクな職人としてアニメコラボなアイテムの制作にもいそしんでおり、なにやらゲストの相馬さんとは因縁が…… 。過去には雪の降る森の中で死闘を繰り広げたことも有るとか無いとか。アニメと高岡職人のコラボ話は尽きない中、外は刻々と夜に近づいていくのであった。

 

― 見学先紹介 ―

 

和田彫金工房:和田 瞬佑

沼カツ!HP 高オタクラフト実行委員会Twitter

伝統工芸に関わる彫金職人でありながら、夜な夜なオタクなアイテムを作っております。高岡伝統産業青年会のオタクな職人に声をかけ、「高オタクラフト実行委員会」というちょっと怪しい制作チームを立ち上げました。アメリカ東海岸で最大級のイベントである「OTAKON」へ出展、「アニものづくりアワード・クラフト部門」にて銀賞受賞など活動を広げており、ゲストのP.A.WORKSさんとも現在進行形で「沼カツ!」のプロジェクトに図工部の顧問としてお手伝いさせていただいています。

 


 

― 見学先4件目 (有)佐野政製作所 

 

朝から始まった工場見学ツアー、最後の一社である(有)佐野政製作所へと訪れた。看板商品であるお念珠かけや、近代的な家具などのオーダー品の製造工程を通して、高岡メイドの柔軟性・対応性を伝える職人。そんな様々なオーダー品の中にも、やっぱりあったキャラクターものとは……。すべての工場を回り終え、ゲストと職人は何を感じ、何を思うのか……。

 

― 見学先紹介 ―

 

(有)佐野政製作所:佐野 秀充

HP

有限会社佐野政製作所は1976年に富山県高岡市で鋳物メーカーとして創業致しました。富山県高岡市は400年以上続く鋳物の産地で、銅像や仏具、インテリアなどを製作しています。産業の特色として、完成までの工程が事業所ごとに分かれていて、多くの工房や工場が協力し、一つの製品を完成させる“分業制”が色濃く残っています。弊社はその中で、これまで蓄積してきた自社の加工技術と集積された専門的知識でお客様の「できるだろうか?」を形にしてお届けします。

 

 


 

― 座談会 

 

 すべての工場を回り終え、ゲストと職人が感じたものは何だったのか。意外と似ているアニメ作りとものづくり。伝統産業を盛り上げるヒントはアニメ制作の中にあるかも!?……そう考えた職人たちは、『高岡のコトをアニメにしたら、こんな感じかも!?』と企画書をプレゼン。割とガチ目にダメ出しをもらう中から、ゲストの頭の中を深く探っていく!?

 


 

― 今回の案内役 ―

 

(株)ハシモト清:間宮 史佳

HP Instagram Facebook SilenceLABプロジェクト

「ハシモト清」は富山県高岡市で昭和20年(1945年)から続く仏具メーカーです。高岡市では真鍮製仏具全国シェアが9割と、国内における仏具のほとんどを製造しています。弊社は原型制作から鋳造、塗装、彫金など一貫して生産できる体制を管理し、皆様の元へ確実な商品お届けしています。最近は #SilenceLAB として失われゆく在庫を植物の鉢としてご提案する「わびさびポット」の活動も勢力的に行っております。詳しくは各HP、SNSをご覧ください。

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